無職のエンジニア

アラフィフ無職の(元)ITエンジニア。もう限界みたいだしこのままリタイアかも。

レッツノートCF-R8にWindows10を入れみた

VistaレッツノートCF-R8WW1AJRを復活させる

出張作業や旅行、あるいは実家に帰った時のためのサブノートPCとして、PanasonicレッツノートCF-R8(CF-R8WW1AJR)を使っていました。

2009年6月発売なので10年前の商品で、Windows Vista Pro搭載、Windows XPダウングレード可能というもので、当初はXPで使ってサポート終了後はVistaで使っていました。

その後は実家で使うためにThinkPad T520を買い、無職になって出張作業に行くこともなくなり、2017年4月にVista延長サポートが終了してもほったらかしにしていました。

snep.hateblo.jp

しかしもったいないのと、旅行に持っていく必要が出たためにWindows 10で復活させようと試みたわけです。

CF-R8にWindows10は入るのか?

最初に入れようとしたのは、Windows 10 64bit版です。

ディスクへのインストールが終わり再起動して設定に入りましたが、そこで何やらエラーが表示されました。

Wi-Fiの設定画面などもでずにエラーばかり出るので諦めました。

あらためて32bitに挑戦すべきと考えましたが、その前にWindows 8から順を追ってインストールすることにしました。

Windows 8の32bit版DVDを持っていたので、これを使ってインストールは問題なく通り、さらにネットからWindows8.1にアップデートも成功。

次に、Windows 10のアップデートをインストールメディアからのブートではなく、Windows 8.1でアップデートプログラムを起動してみると、途中でこんなエラーメッセージが出ました。

Windows10エラー

どうやら、モバイル インテル 4 シリーズ Express チップセットは最新版のWindows 10のサポート対象外になっているようで…

Windows 7用のドライバで動作するかもしれませんが、やはり10年前のPCにWindows 10を入れるのは無謀だったようです。

Windows 8.1で使うことにする

Windows 8.1のライセンスは、以前デスクトップ(現在はWindows 10を別途購入して使用)で使っていたもので、プロダクトキーを入れると一切文句を言われることなく認証されました。

特に費用もかからず、Windows 8.1のサポート期限は2023年1月まであるため、Windows 8.1で使うことに決めました。

ホイールパッドユーティリティは使用可能

レッツノートシリーズを使っていて便利だったのか、円形のタッチパッドの周辺を使ってホイールとして使えることです。

これが使えるかどうかの方が、Windows 8.1Windows 10かよりも重要だと感じるくらいでした。

ドライバはCF-R8シリーズで、Windows 7で発売されたCF-R8HCLCDS用のドライバがあったので、こちらを入れました。

askpc.panasonic.co.jp

必要になるのは「フラットパッド ドライバー」「ホイールパッドユーティリティ アプリケーション」の2つですが、「Panasonic Misc ドライバー」も必要のようでした。

バイスマネージャで認識されていない3つのデバイスは、「Panasonic Misc ドライバー」で無事認識させることができました。

そして「フラットパッド ドライバー」「ホイールパッドユーティリティ アプリケーション」を入れて、Windows 8.1でもホイールパッドを使うことができました。

現在わかっている不具合

しかし完全に安定動作とは言えません。スリープさせると復帰時に画面が真っ暗(バックライトと液晶が完全に消えている?)になり、全てのキーも電源ボタンも無効な状態になります。

HDDがたまに点滅するので何らかの動作をしているように見えますが、電源ボタン長押しで電源を落とすしか手がありません。

スリープが危険なので休止状態を使ってみると、頻度は少し下がったものの同じ症状が出ました。

このままではノートPCなのに毎回シャットダウンしないといけなくなるかもしれません。