第10世代 Fire HD 8 発表! 値上げされたが性能もアップ
新Fire HD 8/Fire HD 8 Plus発表
Fire HD 8 の新モデル(第10世代)、およびFire HD 8 Plusが6月3日から発売されると発表されました。
Fire HD 8は第6世代から第8世代まで、CPUはARM Cortex-A53(1.3GHz)、メインメモリは1.5GB-mem、GPUはMediaTek MT8163V、解像度1280 x 800で共通でした。
変化があったとすれば、内蔵ストレージサイズ、MicroSDの対応容量が増えたのと、GPU回りくらいででしょうか。
ほぼマイナーチェンジを繰り返しただけですが、元々のコスパの高さも手伝って人気は衰えなかったようです。
しかし今回の新Fire HD 8はCPUやメモリサイズなど、大幅な変更が加えられています。
- CPUが1.3GHzから2.0GHzへ
- メインメモリが1.5GBから2GBへ(Plusは3GB)
- Wi-Fiは802.11.ac対応
- USB-C対応
つまりFire HD 10に近い仕様です。Fire HD 10 は、4xARM Cortex-A73(2.0GHz)、4xARM Cortex-A53(2.0GHz)のオクタコアですが、これのどちらかだけのCPUを搭載しているとみられますね。
1000円アップの9,980円でも買いか?
今回の仕様の大幅変更に伴って、8,980円から9,980円へ1000円アップしています。
性能のアップ分、高くなるのは当然ですが、これでコストパフォーマンスが下がったと見る人もいるでしょう。
しかしCPUのクロックアップとメインメモリの増加で動作が早くなるはずで、1000円アップでもコスパは同じくらいだと思いますね。
Google Playは入るのか?
ただ、Fire HDシリーズのコスパの良さの最大の理由は、Google Playを自分で入れられての話です。
もしも新Fire HD 8がGoogle Playを入れられないのであれば、買う価値が半減すると言っても過言ではありません。
その気になる点ですが、Fire HD 10(第9世代)と仕様が同じでおそらくFire OS も同じ7.3.X になるでしょうから、Google Playは問題なく入るでしょう。
Fire HD 10(第9世代)にGoogle Playを入れる方法については、検索すればいくらでもでてきます。
これまでのFire HDと同様に、rootを取る必要もなく、ADBを使う必要もなく、apkをダウンロードして入れるだけでGoogle Playを導入できます。
発売されればすぐに誰かが導入記事を書いてくれると思いますから、それを見てから買っても遅くはないでしょうね。
Amazonプライムデーで割引販売はある?
これまでFire HDシリーズはAmazonプライムデーで大幅割引されることがありました。7月のプライムデーですぐに割引があるかは微妙ですが、急がないのであれば待ってみるのも良いと思います。
ただし、新型コロナの影響で今年のプライムデーは延期されるとの見通しもあるようです。
新型コロナの影響でしばらくは家で過ごす時間が長くなりますから、その時間を楽しむために早めに新 Fire HD 8を買うのは悪くない選択だと思います。