e-Taxソフトのスキーマチェックで例外が発生した原因
e-Taxソフトのスキーマチェックで悩まされた
税務申告にはe-Taxソフトをずっと使っているのですが、電子署名をしようとするとエラーで悩まされました。
何の申告かっていうと、休眠してる法人で毎年申請だけはしなければならなかったからなんだけど。
エラーは「例外」が出ました。
例外が発生した。型:実行時例外, メッセージ:警告: 最初の文書エンティティが開けなかった。ID=D:\Program
例外が発生した。型:実行時例外, メッセージ:警告: 最初の文書エンティティが開けなかった。ID=(x86)\etax\schema\hojin\RHO0011-180.xsd
問い合わせをしても「「XML構造チェックエラーです。」と表示されました(スキーマチェックエラーが出てしまった。)。どうすればいいですか。」のQ&Aを見ろとしか返ってこない。
「例外」ってもっと重要なキーワードだと思うんだけどなぁ。ファイルが開けないエラーみたいだし。
どうやらある種のバグを踏んだらしい
ぐぐると出てきたこちらのページで解決しました。
要するに、e-Taxソフトのインストール場所が「D:\Program Files(x86)\etax\」の場合、間に空白があるからエラーになると。
エラーメッセージが2行になっているので納得です。
昨年の申告では出なかったエラーなので、どうやらこの1年以内の更新でバグが入ったようですね。
昔のe-TaXソフトの初期インストール先は「C:\etax\」だったと記憶しています。その頃の環境から使ってる人はこのバグを踏まないし、テストの環境もこれなのかもしれません。
しかし今のe-TaXソフトの初期インストール先は「C:\Program Files(x86)\etax\」のはずなんですがねぇ…
結局、空白を入れてないフォルダに再インストールすれば、エラーなく署名ができました。
e-Taxは色々と時代遅れ
e-Taxソフトはマイドキュメントに作る利用者ファイル「名前.ncc」の中に、全ての申告・申請データが収められている構造です。
おかげで再インストールさえすればすぐに元通りですぐに申告・申請ができました。
一方、そのUIやインストーラなどで色々古いと感じます。毎年の税制に対応した更新はしていますが、プログラムそのものはずっと変わっていませんから。
Web版のe-TaxもIE11が必須だったりするのはどうかと思いますが、電子署名の関係で切り替えられないのでしょうね。
とは言っても、これまで問題がなかった「空白入りパス」でエラーになるような先祖返りはいただけません。ちょっとレベルが低すぎです。