どうやれば当たるのかわからない「Google砲」を考察してみる
Google砲の威力は絶大
ブログを作っている人の間で「アクセスが急増した!」と話題になっているのがいわゆる「Google砲」です。
私もその経験をさせていただきました。その後も小さなGoogle砲(Google銃?)には何度か当たっています。
どこからのアクセスかわかりにくいのですが、スマホのGoogeアプリとChromeの「おすすめの記事」に掲載された時にアクセスが急増しています。
どんな記事が「おすすめの記事」に掲載されるのか?
ではどんな記事が「おすすめの記事」に掲載されるのでしょうか?
これははっきり言ってわかりません。
一つ言えることは、「おすすめの記事」はユーザが読みたいであろう記事をユーザの嗜好に合わせてGooleが提供する仕組みです。Googleアプリ利用者全てに向けて掲載しているわけではないということ。
また「Googe砲は1日単位」「有効期間は24時間」との言説もありますが、これは間違いと言えます。その理由は、私が受けたGooge砲は長いのは2日以上、短いのは数時間だったからです。
こちらは約2日にわたり、普段の10倍のPVを記録した時のものです。2日目の方が増えていて、3日目もまだ余韻が残っていました。
下のグラフはその後もぽつぽつある普段の2倍くらいのPVになった日があるもの。Googe砲というよりはGoogle銃と言ったレベルです。
つまり、Google砲は長短(大小)があるということ。
どうすれば長い(大きい)Googe砲を受けられるのか?
ではどうすれば長くおすすめの記事に掲載し続けられ、Googe砲を受け続けされるのでしょうか?
Googleはおすすめの記事に掲載した記事について
- クリック数が多い
- その記事を開いた後の滞在時間が長い(Analytics導入していれば)
の2つは判断できるはずです。
クリック数が多いのは読者が興味を持ったということ。滞在時間は中身に興味を持った、面白いと思ったということ。
タイトルだけの「タイトル詐欺」記事はGoogleにとってもおすすめしたくないと思いますから、「タイトルが興味深く、読者が満足する記事」が答えになるでしょうか。
そしてGoogleが良いと判断した記事は、より広いユーザに「おすすめの記事」として掲載されて、さらなるアクセスに繋がると考えられます。
結局、Googleの評価軸はユーザが喜ぶかどうか
Googe砲を受けたと報告している方のブログを見ると、独自ドメインでもなければ、有料でもないブログも多いです。独自ドメインや有料(WordPress)が絶対条件ではないと言えます。
「記事が1000文字以上」や「シェアの個数(はてブの個数)」をGooge砲を受ける条件だと考える人もいるようですが、これも違うと考えています。
なぜなら、そういう数はいくらでも機械的に増やすことができるからです。悪い言い方をすれば水増し可能な数字なんです。そして何よりも、私がGoogle砲を受けた記事は1000文字よりも少ない文字数でした。
検索にしてもGoogleの評価軸は「検索したユーザが求めていた情報にたどり着けたか」なわけです。
それを実現するため、Googleは頻繁に検索順位のアルゴリズムを見直しているのはよく知られている通り。
おすすめの記事と思って読んでみたら、文字数は多いけど内容がスッカスカだったらユーザが不満を持つだけです。最重要はユーザ満足度と言えるでしょう。
まとめ
要するに記事の中身が重要です。記事の体裁を気にするよりは中身を気にしたほうがいいでしょう。
また、裏技のようなものはないと考るべきです。
ただし、検索以上に「数を撃てば当たる」可能性はあります。おすすめの記事はしょっちゅう更新され、その時の新しい記事が掲載されます。
つまり記事の更新頻度が高い方が掲載確率が高まります。
よって私の考察の結論は「タイトルが興味深く、読者が満足する記事を、毎日更新する」になります。
見た目について言えば、おすすめの記事からのアクセスは100%スマホ・タブレットですから、スマホ・タブレットでの読みやすさが重要と言えるでしょう。