無職のエンジニア

アラフィフ無職の(元)ITエンジニア。もう限界みたいだしこのままリタイアかも。

ラックマウントサーバはどのメーカ製が好きか

ここ10年くらいは運用の仕事が多かったのでいくつかのメーカ製のラックマウントサーバを設置・設定してきました。主にHP(COPMAQ時代より)とDELLIBMやSuperMicroベースの国内代理店製カスタム機など。

運用の仕事を始めた頃に出会ったProlient DLシリーズ

まだCOMPAQ時代のProlient DLサーバを使い始めて、iLOがついていたので惚れ込みました(笑)。当時はiLOカードを追加するタイプでしたが、データセンターに行かなくても遠隔で電源操作はもちろん、リモートコンソール機能もあるしCD入れておけばOSのインストールも出来たので非常に便利でした。

他社にも同様の機能は入りつつあったと思います。今でこそIPMIとしてラックマウントサーバーなら当たり前のように付いている機能ですが、当時はまだ標準ではなくそういう機能がない機器ではLAN de BOOTのような外部電源操作機器を付けるか、データセンターに「リモードハンド」での電源OFF/ONをお願いするしかありませんでした。

その後、価格的に魅力が出てきたDELL PowerEdgeサーバ

その後別の現場での仕事になりましたが、そこでもHP Prolientが中心でした。しかし新規導入の検討時にDELL PowerEdgeサーバが価格的に優位な立場になってました。追加メモリが安いことと、ミッションクリティカルでない使い方だったのでHDDをシリアルATAにすれば安くなるという内訳で。私個人はDELLの遠隔操作機能であるDRACが使えるなら文句はなしでした。

HP Prolient DLの内蔵ディスクコントローラはデバイス名がccissの独自のものでOSによっては標準対応してなかったりしますが、DELLLSI製コントローラそのものなので、この点ではDELLの方がどんなOSでも苦労は少なかったです。

もうSuperMicroでも十分と思えるくらいのジェネリック化?

HP,DELLの他にはIBMやSuperMicroも使いました。SuperMicroは国内代理店がカスタマイズしたものです。日本国内のサーバシェアではHP,DELLと並んでNEC富士通が入ってくるのでしょうけど、幸いにも(?)この2社とは縁がありませんでした。実際高いですしねぇ。

SuperMicroもラインナップでピンキリですが、高いものはIPMI標準装備ですし、当日や翌日修理サポートを必要としないならば十分使えるレベルにここ数年はなってきてると思います。それだけジェネリック化が進んで大手との差がなくなっているのではないかと。

 

色々書きましたが、個人的にははラックへの設置の楽さでHP>DELL>SuperMicroかな? ラックレールの出来の良さでの順位です。価格では逆になりますが。