スマホ・タブレット向けWindows無料化の影響
Microsoftが9インチ未満のスマホ・タブレット向けWindowsを無料化すると発表しました。Androidへの対抗でそうせざるを得ない状況かと思います。
スマホ市場で巻き返せるか?
世界的にスマホはAndroid、次いでiPhoneという2強です。ここからWindowsPhoneが巻き返せる要素はほとんどないと言っていいと思います。個人的にあのホーム画面というかメニュー画面に魅力は一切感じません。Advanced/W-ZERO3 [es]でWindows Mobileを使っていましたが、ホーム画面にウィジェットを置ける自由度ではこちらの方がありました。今ならAndroidの方が自由度は上でしょう。Windows Phoneは自由度を求めないユーザにとっても使いやすいとは言えないでしょう。
主戦場はタブレット市場か?
タブレットの出荷台数増とPCの出荷台数減でタブレットへの置き換えが進んでいるのは明白で、もうこれは止まらないし、WindowsノートPCも小型のものはタブレットとしても使えるタイプが人気のようです。ではWindowsタブレットが勝てるかというと
- x86(Atom)タブレットはWindowsアプリが動くメリットがあるが
ストレージやメモリの必要量から高くなる - ARMタブレットはWindows RTなのでWindowsアプリがそのまま使えない
アプリの普及ではAndroidやiPadに大きく遅れを取っている
以上の2点からx86 CPUの軽量・低消費電力タブレットが出てくれば巻き返せるかもしれません。
9インチ以下無料じゃ10インチタブレットが高くなるので、10インチまで無料にしてくれませんかねぇ? 個人的にはAsusのH100TAくらいの2-in-1タブレットが欲しいので安くなったら嬉しい。